光陰矢の如し。
前回、ここでは初めての日記だったのにテンションが陰気すぎたのは反省している。陰気というより陰キャ。
さて、前回の日記であれだけ暗かったのはなぜかというと、すごく久しぶりに会うひとを前にものすごく緊張していたのだった。
たかだか三十年ばかしの人生なのに十年まるまる会ってないひとだったのだけど、会ってみたらその時間がとても楽しくてね、びっくりしちゃった。
会う前のド緊張は何処へやら、本当にすっごく楽しくて、わたしこんなに楽しくていいのかなあって思ってる。あちらも楽しんでくれてたらいいけどな。
その子に会ってちょっと感じたのは、多分その子と前会ってたような頃は、今よりもずっと無邪気で無防備で丸腰で生きてたんだけど、この十年わたしにもきっと色々とこころの皮を厚くしないとサバイブできないようなことが色々あって、普通に生活してるようでも各方面にすごく気を使って、自分が高慢にならないように己の矮小さを知り、自分が知ったかぶりをしたり人に腹を立てたりしないように己の愚かさに敏感であるようにしてきたのかも知れないなということだった。
そんなことに思い馳せてしまうほどに、自然体で居られた時間をすごく特別にありがたく感じ、楽しく過ごさせてもらってしまった。
また遠くなく会えるといいな。